小名浜地区交流サロンの展示始まりました。

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13日からいわき市小名浜での展示が始まりました。
YOUプロからは中村さんが12日から現地に入り、展示やワークショップの準備、オープンの日のイベントに参加しました。
といっても、中村さんが到着した時には、すでにウォールポケットはボランティアスタッフさんにより、吊られていたとのこと。
ありがとうございました!

以下、中村さんよりの報告をときたまがまとめました。


交流サロンは、レスポというショッピングモールの2Fです。
常磐線泉駅から車で20分くらい。
小名浜や江名方面行きのバスで「支所入口」で下車すると至近です。

小名浜は非常に微妙な地域で、被災地には違いないのですが、津波の被害の範囲が狭いので、何もかも失った方と落ち着いて生活ができている方とが混在しています。
そのうえ、津波にあって移り住んだ人、原発の避難地域の人と、いろいろな文化や事情(保証金も様々、被害の状況も様々)を持った人が同じ地域にの中に住んでいるという状況です。
仮設住宅が建った地域では、人口も増え、車の往来も増え、住環境もコミュニュティにも大きな変化があらわれています。

交流サロンは、被災されて、仮設や団地に入らず、自力で民間アパートを借りた方々が多く住む地域にあります。
そのせいか、震災前に比べ、レスポに来る人も増えています。


このサロンは吉田美奈子さん(NPOザ・ピープル)を中心に「民間アパートにバラバラに住み始めておられる被災者の方々の元には十分に手が届いていないのでは…」という懸念から生まれました
ザ・ピープル
http://www.iwaki-j.com/people/

「交流の場を、一時的なものではなくいつでも誰でも集えるような形に出来ないものかと考え、私たちは小名浜地区の小さなショッピングモール、タウンモールリスポの2階空き店舗を利用して、「小名浜地区交流サロン」を11月13日に開設することにしました。
生活情報や支援情報の提供。小名浜地区民生児童委員の皆さんなどの協力による相談コーナー。ザ・ピープルのスタッフが講師を務める手編みや布ぞうり作りといった手芸教室。絵本やおもちゃが並ぶキッズコーナー。そして何よりお茶と楽しいおしゃべりのできる場。…これが私たちの作ろうとしている交流サロンです。(営業時間は午前10:00から午後4:00まで。定休日は水曜日)」
吉田さんが出されている「いわき震災通信vol.26【11月8日号】」より
* 通信の全文は以前の日記を見て下さい
 http://you-project.net/?p=4652

13日のオープンの日はイベントで手一杯だったし、サロンができたばかりでまだ知名度もそれほどなく、展示を見ている人の数も多くなかったようです。
吉田さんを紹介して下さった 福祉と環境を考えるボランティアグループ「青い鳥」の前川好子さんもいらしてました。
この展示が実現したのも前川さんのおかげです、感謝!
イベントの様子
http://onahama-volunteer.jimdo.com/2011/11/14/11-14-小名浜地区交流サロンopen/


今後、交流サロンの活動が浸透していくに従って、見てくれ、参加してくれる人が増えくれたら嬉しいです。

そうそう、中村さんの日記にも、小名浜のことのっています。
見て下さい。
http://k1naka-essey.blog.so-net.ne.jp/archive/20111115

ときたま